感覚過敏の娘

我が子は生まれた時から神経が細かく、敏感な性格でした。成長するにつれて、肌の感覚がますます敏感になっていきました。

ゴムの締め付けやレース、素材など、少しでも気になると「気持ち悪い!」と叫んで、服を脱ぎ捨てるようになりました。なだめたり励ましたりそっとしたり、様々な方法を試しましたが、彼自身が納得するような方法以外はうまくいきませんでした。

外出する際はもちろん、トイレに行くたびにパンツの脱ぎ履きで大騒ぎになります。重ね着や重ね履きは不可能で、毎日同じ洋服を着るしかなく、パンツは履かずにズボンを直に履いて過ごすなど、親子ともに精神的に疲弊する日々が続きました。

現在、彼は5歳で幼稚園に通っています。お友達から「なんでパンツを履いていないの?」と聞かれることが嫌で、幼稚園ではなんとかパンツを履いて制服を着るようになりました。同い年の友達が私たちができなかったことを引き出してくれたことに喜びを感じる一方で、「そんなことで?」と驚かされる思いもあります。

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